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わかっていたことだが。 いや、わかりきっていた事だ。 キルリの事になると人が変わる颯 人先生。どんだけだ。といつもな ら呆れるピースだが今回は逆に頼 もしい。と思っていた。 「ボクの勘ですが、嫌な予感がし ます。 だから、母さんをお願いします。 父さん」 「言われなくても、キルリが危な いならやるよ」 そんな会話を中庭で繰り広げる2 人を遠目で見ている彼がいた。 「…ヴィクトリアと來紋先生か。 ヴィクトリア…邪魔だな。」 言った次にはニヤリと口角を上げ た彼の先にはいまだ、話している ピースと颯人先生の姿があるのだ った。
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