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意識を失った後、俺は夢を見ていた。
真っ暗で何もない世界。
その世界に1人の少女と1冊の白い本が落ちてきた。
その世界に迷いこんだ少女は本を拾い、誰かいないか辺りを見渡す。
少女はしばらく歩くと、少女の上から何かが落ちてきた。
赤い本だ。
「いやああああああああああああ!」
赤い本を見た少女は悲鳴を上げた。
何故、彼女がこれほどまでに悲鳴を上げるのかはわからない。
もしかしたら、俺みたいに本が嫌いなのかもしれない。
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