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気まずい…どうしよう…
やっぱ最悪な日だ…
なんとか空気を…
「私…へんな女かな?」
???
「べ…べつに変じゃないと…」
「…」
「いや変な女だ!いきなり後ろから男を突き飛ば走って逃げるんだからな」
やっちまった!またすこし受けをねらってしょーもないことを
「ふふっ」
え?わらった?
「そうだなぁ~もう少し強く押してれば殺せたのに」
「いやいやまだ死にたくないですってか殺される理由がわかりません」
クスクス山田が笑ってる
「山田がそんな風に笑うの初めてみたなぁ」
「私のこと結構見てたんだ!」
いやそれはない、言い方が悪かったかな…
沈黙
「あっ俺そろそろ帰らなきゃ」
「そっか~…」
「俺でよかったらなんでも相談してくれよ」
「わかった!ありがとう」
「じゃっまたあしたなっ」
「あっ!岡本くんこれ」
山田がかばんの中をから折りたたみの傘をだした
「私家近いから使って」
「いいの?」
「うん!またあしたねっ」
傘をわたすと走って行ってしまった
山田少しは落ち着いたかな
でも笑ってたし、結構笑うとかわいかったな
って俺は何ニヤニヤしてんだ!帰る帰るぞ!
オレンジ色の傘かぁはでだなぁ…でも山田っぽいなっ
ん?オレンジ?今日のラッキーカラーじゃん!
そこまで悪い日じゃなかったかも!
雨やんでるし…やっぱ今日は最悪だ…
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