本編

4/5
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
今日は屋上で食べてる屋上はいつも開いていない 僕は先生に媚びを売り鍵を手に入れた だから屋上の鍵が開いてたことを知っているのは僕らだけだ… 「綾斗ー!静哉ー!」 「ぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」 ドアが開きそこにいたのは暁だった なるほど、綾斗たちがよんだのか! それと一緒に誰かの断末魔…多分華月…最後にチラッと見えたおかずが落ちる瞬間…キャッチできずに地面に落としたのだろう… 「暁てめぇ!タイミングが悪いんだよ!」 華月…きた瞬間の暁に喧嘩を売るのはよくないよ…僕は1人静かに頷く 「はぁ!?しらねぇよ!てか、来ていきなりなんだよっ」 「お前のせいでお弁当のおかずが落ちたじゃねぇかっ!」 うん…きっとみんな思ってる (((八つ当たり…))) そして、喧嘩は続く…華月いつもこんなに怒らないのに食べ物絡むとほんと怖いなーまあ暁がってのもあるけど… 「奏多、止めてよー」 華月と暁の言い合いを眺めてたら不意に綾斗にそう言われる 「ほら、いっちゃんも一緒に」 静哉がいっちゃんの背中を押す 「全く…仕方ないなー華月ー」 「何で僕まで…暁君…」 「「なに!?」」 すごい形相で睨む華月と暁…正直怖いけど、僕らはいつもどおり満面の笑みで 「喧嘩はやめよう?」 とだけ言う 「「!?」」 2人は黙り 華月は無言で前を向き少したってからまた弁当を食べ始める 暁はいっちゃんに抱き着き可愛いの一点張り あぁ、僕のいっちゃんが… これがいつもの2人の止め方だ
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!