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今日は屋上で食べてる屋上はいつも開いていない
僕は先生に媚びを売り鍵を手に入れた
だから屋上の鍵が開いてたことを知っているのは僕らだけだ…
「綾斗ー!静哉ー!」
「ぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
ドアが開きそこにいたのは暁だった
なるほど、綾斗たちがよんだのか!
それと一緒に誰かの断末魔…多分華月…最後にチラッと見えたおかずが落ちる瞬間…キャッチできずに地面に落としたのだろう…
「暁てめぇ!タイミングが悪いんだよ!」
華月…きた瞬間の暁に喧嘩を売るのはよくないよ…僕は1人静かに頷く
「はぁ!?しらねぇよ!てか、来ていきなりなんだよっ」
「お前のせいでお弁当のおかずが落ちたじゃねぇかっ!」
うん…きっとみんな思ってる
(((八つ当たり…)))
そして、喧嘩は続く…華月いつもこんなに怒らないのに食べ物絡むとほんと怖いなーまあ暁がってのもあるけど…
「奏多、止めてよー」
華月と暁の言い合いを眺めてたら不意に綾斗にそう言われる
「ほら、いっちゃんも一緒に」
静哉がいっちゃんの背中を押す
「全く…仕方ないなー華月ー」
「何で僕まで…暁君…」
「「なに!?」」
すごい形相で睨む華月と暁…正直怖いけど、僕らはいつもどおり満面の笑みで
「喧嘩はやめよう?」
とだけ言う
「「!?」」
2人は黙り
華月は無言で前を向き少したってからまた弁当を食べ始める
暁はいっちゃんに抱き着き可愛いの一点張り
あぁ、僕のいっちゃんが…
これがいつもの2人の止め方だ
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