出会い

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ふわっ 顔に何か柔らかいものがあたる 猫のしっぽだ。 すごくふわふわとした柔らかい感触だ。 それが妙にくすぐったくて私は笑ってしまった。 猫は私のそばを離れようとしなかった。 まるで猫に看病されてるみたいだな、と私は思った。 「猫、私を看病してくれてるの?」 そう問いかけると 「にゃー」 と返事をした。 「そっか。ありがとね、猫。」 猫の頭を撫でた。
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