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「あ、こんにちは!翡翠ちゃん!」
玄関を開けると、男女が4人立っていた。
お兄ちゃんが中にどうぞ、って言っても外にいると言っていたらしい。
「…こんにちは、何の用?」
「あ、これね!先生に渡されたプリント!連絡事項が載ってるから見ててね!」
「ありがと、じゃあ…」
「あーーっ!!!ちょっと待って!!」
玄関を閉めようとすると、止められた。
早く部屋に戻りたいのに。
「まだ何かあった?」
「あのね、あたし達、翡翠ちゃん学校で待ってるね!明日、来てね!」
最初から人を名前呼びか…。
まぁここらへんではそうなのかな。
いやそうじゃなくて。
「あのさ、私は友達なんていらないし学校も行く気ないから。」
出席日数は足りるように行くけど。
それだけ言うと、玄関を閉めた。
あーーー!!って声が聞こえてたけど、躊躇なく閉めた。
1人の女の子しか喋らなかったけど、なんでそんな私に構うんだ。
なんで学校に来い、なんて言うんだ。
正直、うざったい。
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