3-始まりの合宿

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   「あー!来た来た!おはよー翡翠ちゃん!」   朝早くから元気な声が聞こえてくる。   耳に響いてうるさい。 周りを見ると、班ごとにかたまって集合してるみたいだ。 しょうがなく班の所に行っておとなしく待機してるとするか…。 「…めんどくさいって顔、してるね?」 急に話しかけてきたのは…えっと、青井とかいう男子。 「…そうだけど?めんどくさい以外の何物でもない。」 「うん、分かる。俺、寝てたいんだけどなぁ…」 ………多分、私のめんどくさいと 君のめんどくさいは違う気がする。 多分というか絶対。
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