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「なんっなの!!!ゆっくりしてんのに邪魔して!!!」
「いや、皆が翡翠の事待ってるけど?行かないの?見学」
「いくわけないじゃん!!!
部屋にいる!!!」
そう言い切って無理矢理ドアを閉めようとすると、「あ、ちょっと待て!」と、言いながらこじ開けられた。
「何!!?私にまだなんかあるの!!??」
「……お前、ホントに翡翠か?」
「はぁ?何が?私の代わりとかいると思ってんの?しかもお前呼ばわりとか…ああもう」
「いや、そうじゃなくてさ…
ホントに分かっ「あー!!いたいた!!」
話の途中で、樹山さん達が来た。
「ごめんねー、翡翠ちゃん!こいつ走って行っちゃって!
ねえ、翡翠ちゃんも回ろうよ?」
百枝さんが笑顔で言う。
「ごめん、私は部屋にいるから。またね」
私はそれだけ言って返事を聞かずに部屋に戻った。
一体何だったんだ。
赤木悠斗…
あいつは本当に苦手だ。
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