1-序章

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一応は町らしいんだけど。 私は村にしか見えない。 家を見ると、【緑川】という表札。 私の家だ。 親は 「綺麗ねー、空気が澄んでるねー!」 と うるさいが、そんな事どうだっていい。 確かに私が引っ越しを希望したけど、場所なんてどこでも良かったんだ。 あんな息苦しく、居場所もない所にいるよりは。
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