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うーん、何故だろうな。からだがものすごく軽い。どれくらい軽いかって言うと天使のはねとか鳥のはねとかそんな感じの軽さ。
「……!?」
目が開くのに周りを見ても誰もいない。そして自分の体が見えない……気がする。
「お目覚めですか?いや、見えてますよね?」
「誰ざますwwwこの私に気安くしゃべりかけるのはwww」
なんか誰もいないはずの空間から声が聞こえてくるからふざけながら応答してみた。
「きもがすわってる、ってのはいいんですが、ちゃんと場を見極めてください。」
「レミィかわいいよおおおお!!!wwwwww」
取り敢えず相手を引き出さなければ話が始まらない、だからふざけまくろう、その考えに至った。
「思考を読むときれの良さがわかるんですがそのチョイスは如何なものかと。」
「それで、なんで俺はここにいるんですか?」
思考を読めるらしいので敬語使おう。てかさっさと姿表してほしいな。なんか一人でしゃべってるみたいな、悲しい。
「それでは、お望み通り姿を表しますが発情しないでくださいね?」
何いってんのこいつ、初対面の相手に発情するわけないだろうに。
「レミィ……だと!?結婚しよう、してくださいお願いします。」
なんだろう、さっきの自分殴りたい、ものすごく殴りたい。この人神様じゃん、レミィとか神様じゃん!
「残念ながらその神様が私なんですよ。なぜなら」
「うん、確かにレミィ神様だわ、だって見てるだけでハート奪われるくらいだし?そりゃ神様なってても驚きはしないてか会えたことで死んでもいいとか思った。」
さっき神様(?)が話すことを聞いたら落ち込みそうだったのでわざわざ話を被せてしゃべった。
「聞いてください。」
「はい。」
心読まれたんだろうか、かなり威圧されて怖かった。
「私はあなた方が言う神様であり、神様は皆が望む姿で現れることができます。」
「意義あり!」
「黙って聞いてください、質問は後で受け付けますから。」
やっぱこの人怖い。でもレミィだから何されてもいいや。
「そして神様は世界を作り、人と呼ばれるものを作りました。これは私だけでなく他の神様も同じです。」
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