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「…ん~??」
よくわからない、を一音にまとめたような声を出したのは遊哉。
「…俺がロミオっすか?!」
少し焦っているのは木梨くん。
「うん。…あれ、ロミオが男で、ジュリエットが女性の方だよね??」
あれ、確かそうだったような…
違うかな??
「そうだよ~。」
遊哉がいつも通り呑気に答える。
「じゃあ合ってる合ってる。
ね、どう??」
俺はもう一度確認をとってみる。
「ま~、他にやることもないしね~…。」
「俺は、遊哉先輩がいいなら…(((((゜゜;)」
「ん、じゃ決定!!
俺総監督やるわっ!!」
こうして、テニス部(主に俺)によるロミジュリ計画が始動したのだった。
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