*二杯目*

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「……あ。」 そこにいたのは、藤田さんでした。 「君の猫か?」 「あ……はい。」 ありあは、藤田さんがつかまえてくれてたみたい。 「ありがとうございます。」 そう言って、ありあを受け取ろうとしたそのとき― 藤田さんの手に、わたしの指がぶつかった。
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