*二杯目*

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~*~*~*~ 「千香子さん、この金平糖とっても美味しいわ。」 そう言って、桃色の金平糖を一粒つまむ。 わたし、金平糖が好きなの。 「良かった。 でもそれより鈴乃さん、そろそろお家に帰らなくて大丈夫?」 「えっ!」 気付いたら、外はもう夕焼け空。 「大変。お父様とお母様が心配するわ。 ありあも帰るわよ。」 わたしはありあを抱き上げると、 「またね、千香子さん。」 「鈴乃さん、また明日。」 わたしは、千香子さんのお家をあとにしました。
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