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「千香子さん、この金平糖とっても美味しいわ。」
そう言って、桃色の金平糖を一粒つまむ。
わたし、金平糖が好きなの。
「良かった。
でもそれより鈴乃さん、そろそろお家に帰らなくて大丈夫?」
「えっ!」
気付いたら、外はもう夕焼け空。
「大変。お父様とお母様が心配するわ。
ありあも帰るわよ。」
わたしはありあを抱き上げると、
「またね、千香子さん。」
「鈴乃さん、また明日。」
わたしは、千香子さんのお家をあとにしました。
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