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動物たちに囲まれ愉し気に
話している神様を猫はただ眺めていました。
すると神様と目が合い
猫はペコリと頭を下げたのでした。
神様は席を立つと
怪我をした猫のもとへ歩み寄りました。
「君も一緒にどうだろうか?」
神様は怪我をした猫を撫でながらそう声を掛けてあげました。
猫は少し考えたあと静かに応えました。
「アナタが良いならボクも混ざりたい」
神様は少し淋しそうな笑顔を見せ
「勿論だよ。さぁおいで」
そう話しながら猫を抱き上げ
動物たちが待つ 広間へと戻ったのでした。
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