4886人が本棚に入れています
本棚に追加
/448ページ
本当に!
本当にコイツはバカ過ぎる!!
このままじゃ冗談抜きでヤられると思って必死にもがくけれども、無駄な体力を使うだけで全くと言っていい程意味がない。
ただ彼の手の熱を上げるだけ。
まるで欲情しているみたいに。
「大人しくしろって。」
もがく両手を塞がれ、もうどうしようも出来なくなってしまった。
彼に従うか否か────────
「~っ!分かったから!!一緒に帰ればいいんでしょ!?もう十分分かったから離してよ。」
私の悲鳴に近い声を聞いた上総はニヤリと笑みを浮かべた。
最初のコメントを投稿しよう!