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オ、オレ・・助かったのか?!
付いていかないオレの頭・・・
「アナタ、前もワタシの事
痴漢しましたよね?」
と尻の男が言った
「っ!ごっごめん!
あっ・・イヤ・・すいません!」
とっさに謝る
「でも、やっと見つけたんだ!
オレの究極の尻!」
すがる思いで尻の男を見つめる
「はっ?!究極?!
なんの事ですか?!」
顔を歪める尻の男
「あの・・その・・
アンタみたいな尻を探してたんだ」
「はっ?!」
ますます歪む顔
「やっと見つけたんだ!
頼む!オレの物になってくれ!」
場所もわきまえず土下座するオレ
「ちょっ、ちょっと!!
取り合えず頭を上げて下さい」
とオレの手を引っ張り上げ
オレを立たせる尻の男
「あと、
人を物扱いしないでください」
「あっ、すいません・・ってか
オレの事助けてくれたんですよね?!
ありがとうございます」
取り合えず謝り、そして礼を言う
「いや・・助けたと言うか・・」
そーゆーんじゃ無いんだけどな~
なんて頭をポリポリしながら
ブツブツ言う尻の男
「じゃ、何なんですか?」
尻の男のお陰で命拾いしたものの
ソコは気になる
「・・・・」
黙秘権か・・・
黙る尻の男
「でも、まあなんでもいいや!
オレは助かりました!
本当にありがとう!!」
と深々お辞儀をする
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