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早々と仕事を切り上げ
二人で秋葉の言う居酒屋に向かった
「もーオレ今日頑張っちゃったよー」
“ンーーー”なんて伸びをしながら
言っている秋葉
確かに今日の秋葉は
いつもの３倍位の早さで
仕事をこなしてたんじゃないだろうか
「やれば出来るじゃん。」
「そーかなーハハ～」
何て嬉しそうに言っているが
そうじゃねーよ。
「イヤイヤ、だから、出来るんだから
いつもそれぐらいでやってくれよ
って意味なんだけど。」
「・・・」
コイツ無視しやがった!!
「あっ!!ここ!!ここ!!」
と入っていく秋葉に続いて入る
なかなか良さそうな店だ。
席それぞれが
高めの仕切りで区切られてる
席に案内され
「取り合えず生中2つね!!」
っと元気よく注文する秋葉
運ばれてきた生中を
「カンパイ」っと勢いよく合わせ
喉に流し込んでいく
「クーーーッ!!」と2人して喉をならす
お互い食べたい物を注文し
仕事の愚痴やらを話し始めた
部長がどーの、取引先がどーの
話が尽きることはない
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