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考えるのを諦め
ソファーに戻り
少し気の抜けた飲みかけのビールを
手に取った
後に続き横に座った秋葉に
ビールを渡し
カツンっと缶と缶を合わせた
「ねーねー、次はさー
産婦人科の部屋付き合ってよー」
「はっ?!イヤだし!! 」勘弁してくれよ
「えー、いいじゃん!!
オレ今日頑張ったっしょ」
と言って
ビールをグビグビ飲んでいる
「秋葉が勝手にやった事だろっ」
「えっ?!?!ひど!!!!」
「知らねーよ!」
とオレも2缶目を開けグビっと飲んだ
「ってか彼女と来るんだろ
なんでまた男同士で
来なきゃなんねーだよ」
「そーだけど・・
その前に下見しときたいじゃん」
下見って・・・
「そもそも
下見してその部屋の事知ってる時点で
彼女に怪しまれるだろー」
「あっ?!そっか・・・」
バカか、コイツ・・・
もうどうでもよくなりテレビを点けた
ホテル定番
画面ではAV女優が喘いでいた
部屋中に響き渡るアノ声・・・
ビールを飲みながら
2人画面を見つめる
当然オレのモノはおとなしく
ピクリともしない
酒のせいもあるだろうが
中学生じゃあるまいし
男2人で見るもんじゃねーよな
チラリと横を見ると秋葉も同じようだ
暫く飲んでいたが
さすがに明日も仕事があるし
男2人デケーベッドに並んで寝た
デケーはずのベッドだが
何度か秋葉の手足が飛んできて
起こされた
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