1・ちょっと変わった日常

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「ん~・・・」 目が覚めた・・見馴れない天井・・ ここは何処?! 私は誰?! じゃなくて・・・ あ・・そっか・・ 昨日マツリューとホテル来たんだった ってかマツリューは? ・・シャワーかな・・ 取り合えずいつもの癖で 枕元にあったリモコンで テレビを点ける 昨日とは違う女優 やっぱかおるのが美人だ・・ なんてボーッとしてると タオルを腰に巻いて慌てた様子で オレの元へ来たマツリュー 何か言いながら チャンネルを替えていた 取り合えず「おはよ・・」 ってかマツリュー・・ イイ身体してんな・・ ジムにでも行ってんのかな・・・ こんな身体に抱かれた女の人って 幸せなんだろうなー なんて思ってるうちに 意識が遠のく・・ 揺すり起こされて えっっ?遅刻? 「あっ、そうじゃん、仕事じゃん」 飛び起きてシャワールームに向かった パンツを下ろそうと思ったが 「アレ??」違和感 引っ掛かって すんなりパンツが下りない ウソでしょ?!?! 史上最大のデカさじゃない?! 朝起ちにしてはデカ過ぎる さっきAV見たからか?! と思いたいが マツリューに触られたお尻が まだジンジンする オレはいたってノーマルだーー!! となかなかおさまらない息子と 未だに感覚の残るお尻に 水のシャワーを浴びせた 会社に向かう電車内・・ 「マツリュー、痴漢しちゃダメだよ 我慢するんだよ」 “我慢出来なかったら オレの触っていいよ” ってナニ思ってんだ?!オレ・・ 違うでしょ! 会社に着き さっき買ったパンツに履き替えて あっ、そうだ!マツリューが 不安になっちゃうといけないから・・ 「昨日の事は 秘密にしといてあげるね」 なんてヒソヒソ話しすると 「当たり前だろ!!」怒られた うん、当たり前だった・・
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