未定

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「私さ、好きな人とかもういらないんだよね。 男を好きになるとか、本当ありえないと思ってるから。」 『なんで?』 気がつけば私は、過去に体験した事を話し出していた。 「中学2年生の1月から年上の男の人と付き合ってたの。 5歳くらい上でね、私は大好きだった。 半年付き合ってたんだよ?長くない? でも、5ヶ月経った頃くらいからずっと「ヤりたい」って迫ってくるようになってね。 私はまだそーゆーの怖かったから、ごめんって断ってたの。 でも断ると殴られて、蹴られて、暴力とか酷くて、だから別れたんだけどね。」 『最低だな。体目当てみたいなやつか。』 「うん、そーなのかな。 それでね、それから数ヶ月経ったころ元彼の先輩が私に会いたいっていってきて、ご飯食べたらすぐ解散って約束で会ったのね。 でもそれで解散なんてするわけなかったんだよね。 レイプ…っていうのかな?なんか…うん…。」 『いいよ、わかった、言わなくて良いから。』
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