0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
その後、僕はパパに見つかった
パパは怒りもせず、ただただ安心していた
ママも怒らなかった
ただ注意はされた。その瞳は涙でいっぱいだった
スズ、僕もいつか大人になったら
1人で生きていかなきゃいけない日が
くるのかな
その時、どうしたらママとパパを安心させて離れていくことができるのかな?
ほんの数時間離れただけで
こんなに悲しませてしまったよ
ねぇ、教えてよ・・スズ
・・・・
それから何気ない日々が、またやってきた
ある日、僕は幼稚園で鈴を見つけた
その鈴は小さくて、とてもキレイな音が
なる鈴だった
もちろん、これはスズにあげようと思った
名前が同じだからね
最初のコメントを投稿しよう!