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遊牙side
「ん、ぁ…？」
ここどこだ？
いや、そんなことより眠い…
また寝ようと寝返りをうつと、何かにぶつかった。
「ん、」
頭の上から声が聞こえてきた。
気になって上を見ると、昨日の……寺崎がいた。
一瞬、思考が停止したが昨日のことを思いだそうと必死だった。
そうしているうちに、突然、隣に寝ていた寺崎に抱き締められた。
この行動には驚いて、思わず蹴ってしまった。
ﾄﾞﾝｯ
自分でもびっくりするくらいの音がしたが、寺崎には効いていないようで……
「ん、痛い…。…なんだ？」
目を擦りながら、こっちを見てきた。
「あ…お前がいきなり抱き締めるから…！俺は悪くねぇぞっ！」
多分、俺は今、顔が赤い気がする…。
「ふっ、顔赤い。」
そう言って微笑んできた。
……////
………あぁ～！なんなんだよ！胸がめっちゃドキドキする！
なんだこれ?!
ふざけんなぁー！
遊牙side～end～
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