239人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「暁さんどうも?」
「あぁ、また聞けよ?また教えてやるからなぁ、お前ら行くぞ。」
暁団体は満足したのか、どこかに行った。
あの性格は疲れるぞ。
よくしたっぱのやつら、一緒にいれるな。 俺は無理だ。
「ほら、宏哉!何食べるの?」
「……蕎麦」
悠は行動が早いな...
食券を買うと、さっさと歩いて食券を置きに行く。
俺?
俺は後ろからゆっくり行くよ。
歩いてると周りの不良共はチラチラとこっちを見ながらコソコソ。
……うざ。
悠に追いつくと、もう出来ているらしく、自分の蕎麦を持って悠と席に戻る。
座って蕎麦を食べてると、見知らぬ二人が近寄ってきた。
「こんにちは!相席してもいい?」
「いいよ、どぞ!」
俺が黙ってたから悠が返事した。
一人は明るい感じで、もう一人はなんかチャラい。
「ねぇ君達、凄いね~。暁に話しかけるなんて。」
チャラい方が喋った。
何が凄い?
「何が??」
悠も思ったらしく、チャラい方に聞いた。
「え、だって仮にもこの高校で15位のやつに話しかけるなんて凄いよ?(笑)」
仮にもって…
なんだそれ...
「そっかー…」
悠は聞きながらも、周りをキョロキョロ。
響先輩を探してんな。
メールが来たのか。
「宏哉、響先輩今来るって…!」
「あぁ、よかったな。」
.
最初のコメントを投稿しよう!