もう作者の原作知識が欠乏してきた件

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―――――――――――――――――― ――――――――――――――― ――――――――――― 理解はしたくもなかったんだが、リアス嬢とフィアンセのお坊ちゃんの押し問答が延々と続きそうだったので、一度話し合いの機会を設けた方が良いんじゃないかという俺の提案を了承したグレイフィア主導の下、当人とその関係者を交えた対談を開いたのだが…… 「ふぅ…いつもながら、リアスの女王が淹れる茶は最高だな」 「あらあら、光栄ですわ」 「どうだ…リアスと一緒にお前も俺のモノにならないか」 「「はぁ………」」 誰にも見えないように、グレイフィアと俺は深い溜息を漏らす このお坊ちゃんは当人同士が合意の上で結んだ婚約であり、リアス嬢も自分を好いているのだと勘違いしているので話を聞かない上、あろうことか本人の目の前で朱乃嬢にも食指を伸ばし出す始末だ (あ~あ…これじゃリアス嬢もあんな手口を使いたくなるわな…) 不快げな表情を隠そうともせずに向かいのソファに座る契約主に向け、気の毒そうな表情を浮かべる (仕方ねぇな……) 色々と面倒そうなビジョンしか浮かばない頭を掻きむしりながら、ゆったりとした足取りでリアス嬢の脇へと移動する
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