世界はファミチキのように優しくはないっ!!

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「ところでリアス、キミの眷属はここにいる面子で全てなのかい?」 「だとしたらどうなの?」 「ククク…クハハハハハハ…!!」 気持ちの悪い薄ら笑いを浮かべていたライザーがリアス嬢の反応に遂に笑いだす 「これじゃ、話にならないんじゃないか?キミの女王である『雷の巫女』ぐらいしか俺の可愛い下僕に対抗できそうにないな」 おかしそうに笑いながらライザーが指を鳴らすと、部室の魔方陣が光だす 紋章はライザーが現れた時と同じ…フェニックスの魔方陣だ。 その魔方陣から魔力が溢れ、中央から続々と影が現れていく 一人、二人、三人…………ほほう。 その影の多さに思わず感嘆の息を吐く 「と、まあ、これが俺の可愛い下僕たちだ」 誇らしげに言うライザーを囲むように立つ眷属悪魔達15人の姿に視線を滑らせる 鎧を着込んだ者、フードを目深に被った者など…… チェスにおける駒の数と同じく、王を除いた15人という従えられる限界の数をライザーは揃えているらしい 確かに、総勢16名が揃うってのは壮観なモノだな ―だが… そこまで思考を巡らせた後、深い溜息を漏らす 多種多様の差こそあれど、ライザーの眷属全てが若い女だったからだ (若い女に戦わせておいて自分は安全な場所から指示を出す………大層良い御身分だ事だ) 冷めた表情のまま、額に手を当てて軽く頭を振る… ハッキリ言ってバカだコイツ
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