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───陽姫side────
気がつくと祠の前に戻っていた。
俺は、ゆっくりとリリア達の元へ戻っていった。
「皆さん、終わりましたわね。 では、今からギルドに行きましょう。 」
「リリア、この国にはどんなギルドがあるのだ? 」
気になったので、素直に聞いてみる。
「そう言えば、言ってませんでしたわね。
このフィールリア王国には、全部で4つのギルドがありまして、ギルド名がそれぞれ《龍の巣》、《レッド・テイル》、《不敗の剣》、《気ままな野良猫》
がありまして、一応わたくしは《不敗の剣》のメンバーですの。 」
なるほど、しかしあまりパッとしないな。
いっそのことつくるか。
「リリア、ギルドを新設するにはどうすればいいのだ? 」
一同「はぁ? 」
みんなが変な目で俺をみる。
「貴様、ふざけているのか? 」
でた、また騎士団長かよ...。
「俺は真剣だ。 既存のギルドも悪くは無いんだがいまいちパッとしなくてな。....それで、新しくつくろうと考えたわけだ。 んで、どうやったらつくれるのだ? 」
すると、ガイジュが応えた。
「ギルド創設に必要なものは、まずギルドマスターだ。 ギルドマスターになるためには、帝3人以上に、実力を認められること。 次にギルド員だな。 一つのギルドに最低5人ギルド員が必要になる。 最後にギルド名だ。 以上の3点を満たせば俺がギルド創設の権利書にサインしてやる。 」
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