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しばらくすると、測定室は元の静かさを取り戻した。
「落ち着いたかの~? 落ち着いたら、魔力と属性を測るの~。 」
「じゃあ、俺がやるよ。」
まずは、零だ。
零は今度こそ魔力を測る。
ピピッ
「「なっ!! 」」
元々この世界の人間であるリリアとシェイルさんはその数値に驚いた。
「「魔力値.......3億!?」」
「ねぇ、シェイルさん。 これって多いの? 」
零が不思議そうに聞く。
「あ、当たり前なの~!! あの総帝でさえ2億なの~。 」
「そ、そうなんだ。 じっ、じゃあ、次は属性を測るよ。 」
あ、零の奴慌てているな。ふん、情けない奴だ。
属性を測る水晶をかざすと、そこには様々な色が出てきた。
「.....基本・特殊属性全てに聖属性ですわ。 」
「も、もう驚けないの~。 」
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