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「よし。やる事はやったし帰るぞ。」
『そうはさせないぜ。』
俺たちが帰ろうとすると帰り道を黒ローブ三人がさえぎる。
「ソウラ、こいつらが言ってた奴か?」
「あっ、はい。前来た黒ローブさんより強そうですが。」
「そうか。お前ら、何が目的か知らんがそこをどけ。帰宅の邪魔だ。」
『けっけっけっけっ。お前らは帰れないぜ。俺たちが殺すからなッ!!』
そう言うと一人の黒ローブが俺に襲いかかってくる。
「あっ、ハルキ殿!!」
ソウラは俺を助けようとするが間に合わない。
「大丈夫じゃよ、ソウラ。主はつよいからのう。」
『我らの計画のために死ねぇぇぇぇ!!』
黒ローブは目前に迫っている。しかし
「やれやれ。」
スッ
『ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!腕がぁぁぁぁぁぁ!!』
気付くと片腕を失った黒ローブと剣の柄に手をおいている俺がいた。
「一体、何が?」
「主は凄いのう。妾でも見えなかったわ。」
腕を斬られうずくまる黒ローブに俺は言う。
「お前ら勘違いしてないか?お前らには選択肢なんか無いんだよ。大人しくどくか大人しく殺されろ。」
『ぐっ..........03、04奴を殺せ!!』
『『是』』
すると他の二体も俺に飛びかかってきた。
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