第1章

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「いいですか。 古代属性というのは、大昔に存在していた属性で、現在では古代属性は滅多にみることが出来ません。 しかも、古代属性での魔法行使はその強大さ故、基本・特殊よりも遥かに制御が難しく魔力の消費も桁違いだときいています。」 「へぇ~。 じゃあ、俺って凄いんやな。 」 そんな程度で済む話じゃないんですがと、リリアが言っているのも聞かずに翔喜は、魔法を使いたくてうずうずしていた。 まぁ、いい。 次は俺の番だ。 俺は、少しの期待とともに右手を水晶に乗せた。 そして、魔力を流す。 ピピッ───ピシッ あれ? 今、ピシッっていったよね。 急に不安になったんだけど。 俺は、恐る恐る水晶を見た。
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