第8章

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「エミル女史、メンバーは決まった。依頼をもらおうか。」 「お、そうか。じゃあこれから選べ。」 エミル女史はそう言って依頼書を数枚手渡してきた。 何々.......... ブラックウルフの群れの討伐に古代遺跡探索、フレイムワイバーンの討伐等々........。 「エミル女史、なんで全部Sランクなんだ?」 「決まってるだろ。お前がいるからだウラワ。」 「だがミンとアルドもいるんだぞ」 「それは大丈夫だよ、ウラワ君。」 俺の後ろからミンがそう言ってきた。 「実は前々から言おうと思っていたんだけどね.........私とアルドはAランクなのだよ!!ふははっ、驚いたかね?」 「うるさい張り倒すぞミン。」 にしてもAランクか。なら、大丈夫そうだな。 「きゃっ!!暴力に訴えるなんて酷いわッ...........もしかしてどさくさにぎれてあたいにあんなことやこんなことをs「いいから黙れ!!」もう、つれない人ね。」 ハイテンション馬鹿は放っておいてどれにするか決めなければな。二人の実力もしっかりみておきたいしブラックウルフの群れの討伐にするか。 「エミル女史、ブラックウルフの群れの討伐に決めた。」 「分かった。じゃあこの依頼書をもって《不敗の剣》で受付してもらえ。」
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