第8章

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で、今は群れから100mほどの所にいる。幸い気づかれてはいない。 「よしっ、いって来い。」 「はい、ハルキ大尉。では、ミン・リューク、華麗に舞うぜッ!!」 「アルド・D・レッセンベラード、いざ参る。」 二人はブラックウルフの群れへ突っ込んで行った。 これで少しは静かになるな。とりあえず周囲からSSランク以上の奴が来ないか見張らなければな。 俺は自分を中心とした半径1kmまで魔力探査を広げる。今の所は何もいないな。 「ひゃっほぅ!!もっと血をよこせぇぇぇぇぇぇ!!」 なんかミンの声がやばいことを言ってた気がしたが忘れよう。 10分くらいして残りのブラックウルフは数える程に減った。二人とも肩で息をしていることからそれなりに疲れたんだろう。 「ハルキー。疲れた、代わって。」 「了解。じゃあ【アイスアロー・スパイラル】×7。」 残りの七頭は氷の矢に貫かれ命を絶った。 「よし、終わったな。とりあえずブラックウルフの爪か牙を持ってかえるぞ。」 「うぅ、ミンさんは疲れたでありますよ。」 「........zzz。」 全くだらしない奴らだ。ん?なんか来たな。
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