2242人が本棚に入れています
本棚に追加
/546ページ
で、今は群れから100mほどの所にいる。幸い気づかれてはいない。
「よしっ、いって来い。」
「はい、ハルキ大尉。では、ミン・リューク、華麗に舞うぜッ!!」
「アルド・D・レッセンベラード、いざ参る。」
二人はブラックウルフの群れへ突っ込んで行った。
これで少しは静かになるな。とりあえず周囲からSSランク以上の奴が来ないか見張らなければな。
俺は自分を中心とした半径1kmまで魔力探査を広げる。今の所は何もいないな。
「ひゃっほぅ!!もっと血をよこせぇぇぇぇぇぇ!!」
なんかミンの声がやばいことを言ってた気がしたが忘れよう。
10分くらいして残りのブラックウルフは数える程に減った。二人とも肩で息をしていることからそれなりに疲れたんだろう。
「ハルキー。疲れた、代わって。」
「了解。じゃあ【アイスアロー・スパイラル】×7。」
残りの七頭は氷の矢に貫かれ命を絶った。
「よし、終わったな。とりあえずブラックウルフの爪か牙を持ってかえるぞ。」
「うぅ、ミンさんは疲れたでありますよ。」
「........zzz。」
全くだらしない奴らだ。ん?なんか来たな。
最初のコメントを投稿しよう!