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「よし、終わった。お前ら帰るぞ。」
俺はミン達を覆っていた結界を解き言う。
「「..........。」」
ミンもアルドも反応しない。ついに頭がおかしくなったのか?
「仕方ない、荒治療だ。【サンダーボール】。」
バチチッ
「みぎゃゃゃゃゃゃゃゃっ!?」
「!?...........敵襲か?」
俺が初級魔法で意識を覚醒させる。ミンは飛び跳ね、アルドは............まぁ、いつも通りだった。
「ちょっと!!なにするんだ!?」
「ミン、起きたか。帰るぞ。」
「そう。なら帰りましょ.............じゃないんだよ!!なに電撃浴びせてくれてるのよ!!.......はっ!?もしかしてあたいを痺れさせてその間にラブラブな展開を!?それなら仕方ない。さぁ、あたいに飛びk「うるさい【転移】。」きゃっ!?。」
余りにも面倒だったので纏めて転移してやった。
───《不敗の剣》────
シュン
「ふぅ、着いたか。シェリルさん、依頼終わっt「誰だ?お前は。」ん?」
振り向くといかにも私、皇女ですよ~って言う人とその付き人の騎士団長がいました。騎士団長は俺の喉元にサーベルを突きつけるというワイルドな挨拶をしてきた。
「あぁ、ここのギルド員だが。それよりもこのサーベルしまってくれないか?」
「集団で転移したのもお前か?」
無視ですか。
「あぁ。だが、早くこいつをしまわないと......」
俺は言い切らずに皇女の背後に移動し、人差し指を皇女のこめかみに当てる。
「なッ!?」
「怒るぞ?」
「ハルキ、やめるなの~。皇女様なんだから。」
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