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「お前ら、まさか.........。」
「まさにあなたが言おうとしている事ですわ。しばらくここに泊めさせて頂きますわ。」
「俺もな。」
マジかよ。護衛まではいいが流石にそれはマズイだろ。
「一国のお姫さまがこんな所に泊まるっていうのかよ。」
「えぇ、先ほどお父様にも了解は頂きました。」
とんだ父親だな。俺のことも少しは考えろってんだよ。
「はぁ.........もう決定事項なんだろ?じゃあ仕方じゃないか。」
そう言うと、カロンは飛び跳ねて喜ぶ。なんだよこの皇女は。
「と言うわけで暫くこの部屋にカロン皇女が泊まります。良いですね?」
「主、話した事にするな。全く分からぬ。」
『『理解不能』』
で、今は恒例の家族会議だ。メンバーはいつもどうりリオン、ココ、レビラス、ソウラ、クラム、京翠、宮碧そして俺だ。
「仕方ないな。【テレパス】。」
【テレパス】は無属性上級魔法。自分の思っている事などを相手に伝えられる。
「ハルキ殿、また厄介ごとに巻き込まれたんですね?」
「ハルキ、憑き物に詳しい邪神でも紹介してやろうか?」
そうだな。レビラスの意見には賛成だ。
「ハルキさん、この方達とはどういったご関係で?」
「あぁ、クラム、宮碧、京翠以外は俺の使い魔だ。んでもって全員俺の大事な家族。」
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