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『ではこのベットに寝てください。 服は脱がなくて結構ですから。 』
ネフルティスは指示に従いベットに仰向けに寝る。 アニーは棚から色々なパーツを取り出し、自分に装着していく。
「あんた自分でやってるのか? すげぇな。
怖くねぇのか? 」
『いえ、大したことではありません。 私には"前の失敗作のように"感情や痛みなどはありませんから。
準備完了しました。 では検査を始めるので動かないで下さいね。 』
アニーの右腕には先ほどまではなかったドリルやらドライバーやら小型のチェーンソーやらが付いていた。
「えっ?.............あっ、アニーさん。 」
『大丈夫です。 痛くしませんから。 』
「ちょっ!?.......まだ心の準備がっ......
ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
暫くして
「まったく.........うるさいよ、君は。
男なんだろ君は。 」
「うるせぇよ。 あんなもの急に向けられたら誰だってびびるわ!!」
しかもあれ使ってねぇじゃん、とネフルティスはブツブツ言っている。
「でもまぁいい。 おかげて微かにだがハルキ・ウラワの痕跡は得ることが出来た。
これでますます仕事がはかどる。 よくやったぞネフルティス君、もう帰っていいぞ。 」
アーカインはそれだけを言ってモニターに集中する。 もはや彼にはそれしか見えていなかった。
「チッ、それだけかよ............まぁいい、俺は帰るわ。 」
ネフルティスは踵を返して帰っていった。
時はまだ来ず
天にそびえし柱現れる時
月の輪、その姿を示し
全てを繋げる起源となる
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