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声のした方を見ると、そこにはイケメンが立っていた。
「君たち、集団で女の子を襲うなんてやっても良いと思ってるのか!!」
「うるせぇ。 てめえには関係ねぇだろuグベラッ!?」
リーダーの男は後からか来た男に殴り飛ばされた。
「おい零、またいらんことに首を突っ込みやがって。 こっちの身にもなれよ」
「でも翔喜、見捨てられないよ!!」
「ちげぇよ、もうちょっと考えて動けっていってんだよ」
翔喜と呼ばれた男は駄弁りながらもどんどん不良をなぎ倒していく。
(なるほど、翔喜とかいう奴は中々やりやがるな。 )
少年は感心しながらその様子を見ていた。
ものの数分で不良たちは見るも無残な姿になっていた。
「大丈夫かい?」
零とかいうイケメンが話しかけてきた。
「あぁ、大丈夫です」
少年は素っ気なく言葉を返した。
(しかし、なんでこのイケメンは顔が赤いんだ?)
と疑問に思いながら。
すると、翔喜が
「にしても珍しいな。 零を見て惚れない女が居るとはなぁ」
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