第11章

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「ハルキ、あんたどうやったらあんな点数取れるのよ!?」 「んっ、実力だ。 」 今日は一学期の修了式とテストの成績掲示がされる日だ。 ちなみに、陽姫達の結果は以下の通りである。 1位 ハルキ・ウラワ 実500/筆493 合計993点 2位 ミリーナ・ジヘイル 実491/筆486 合計977点 3位 フォイマ・ルダーク 実498/筆452 合計950点 3位 シリア・ラディアス 実472/筆478 合計950点 9位 レイ・カンダ実499/筆420 合計919点 13位 カルナ・サンディラ 実465/筆440 合計905点 52位 ショウキ・サクラ 実500/筆337 合計837点 160位 ジェル・グライド実475/筆284 合計759点 213位 バン・フレティア 実478/筆201 合計679点 とこんな感じだ。 高等部一年は大体500人程度なので全員がいい成績と言えるだろう。 「それよりもだ。 バン、あれほど勉強しておいてギリギリかよ。 」 「そんなこと言うなよ!!せっかく補習も回避出来たんだし。 」 そんなことを話しながら体育館へと移動する。 これから修了式という無駄な式典が行われるのである。 「え~、皆さん。 夏休みが始まりますが、自己の能力を向上を怠ってはいけません。 なぜなら....... 」 いよいよ始まった修了式。 出始めはただただ長いだけの恐怖の学園長スピーチである。 (あっついな........氷属性で熱気を遮断するか。 ) 陽姫は学園長の何とか(名前忘れた)の話などそっちのけで夏休みに使う新しい魔法の構成の確認をしていた。 (無属性を枠組みとするのは確定だな。.......後は上手く幻属性を絶属性で補えば.......大丈夫だな。 ) 「.........と言うわけです。 では、そろそろ時間のようですしこれで私からの挨拶は以上です。 」 学園長が壇上から去り、他の先生が主な連絡事項等を伝えている。 それも数分で終わり、それで解散となった。
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