第2章

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陽姫達がこの世界フレジリアに来て早1ヶ月あまりが立った。 陽姫達はこの1ヶ月間、魔力の扱いや、魔法のコントロールなどを磨きある程度使えるようになっていた。 ちなみに、陽姫、翔喜、零はギルドランクSまで上がっていた。 ───王城──── 朝早く、小柄な少年は訓練場にいた。 少年........陽姫は黒い膝までのジャージに黒いTシャツをきて軽く身体を動かしていた。 「ハルキさん。早いですね。」 そう声をかけたのは、騎士団の副団長レイナ・スラウェシであった。 「あ、レイナさん。早速やりましょうよ。」 実は、陽姫は昼間のカイルとの鍛練以外に早朝にレイナと秘密の特訓をしていたのだ。 別にいかがわしい訓練では無い。 「相変わらず熱心ですね。良いですよ、始めましょうか。」 「はい、いきますよ。」
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