第2章

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「初めて聞いたんだが。 」 「あたりまえだよ。 奪属性は、お兄ちゃんが生み出したお兄ちゃんだけの属性なんだよ♪ 」 あっ.......アンノウンだったやつか。 「なぁ、奪属性は何が出来るんだ? 」 俺が聞くと、ココは笑顔で答えた。 「んーっとね、奪属性は魔力とか現象とか能力を奪えるんだ。 うまく操れたら、奪ったものを与えたり、ココはまだ出来ないけど、存在や概念も奪えるよ♪ 」 サラッと凄い事を言ったな。 概念までも奪えるってもう訳わかんねぇな。 「主、すごいの!! その力を使いこなせば、最高神のジジイともやりあえるかものう。 」 「マジか............。 何かどんどん人間離れしていってるわ。 」 「そういえば、お兄ちゃんからはちょっとだけ神の力を感じるよ? 」 「おお、ほんとじゃ!! さっきまではかんじなかったのに。 」 もう何も驚かない。 「まっ、まあいいか。 リオン、ココ契約して帰るぞ。 」 「うむ。 」 「うん♪ 」 「「我、汝と共に戦い、助け合い、そして生きていくことを誓い、絆友となる。 」」 2人は俺の手を握りそう言う。 すると、2人の魔力の様なものが流れてきて、そして手の甲と首筋に何やら紋章が現れた。 リオン曰く、この紋章は契約完了の証らしく、無事に契約出来たというわけだ。 そして俺たちは無事に元の世界へ戻ったのだった。
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