10人が本棚に入れています
本棚に追加
「デンッデレレ♪デンッデレレ デ~レレ~レッレッ デンッデレレデンッデレレ♪」
これは勝つる! と見込んだ魔王が、突如マオさんのテーマと、何か鼻歌を口ずさみ出す。マオは当たり前だがシカトして操鳥を殴りまくる。
「わっ……ちょっ!? タンマ!タンマ! ぶへっ!」
どうにかマオの攻撃を捌きながらも、鳩尾に良いのが入って口から軽く胃液が漏れる。
「かぁぜぇ~のぉよにぃ~ うぅまぁを かひぃ~♪」
誰も聴いて等いないのに唄い続ける魔王を無視し、鳩尾に良いのをもらって前のりになった操鳥に、マオは膝蹴りをくらわす。 これは千切れたお気に入りの尻尾の分! 千切ったの自分だけど。
「おっとぉ~さん♪ おとーさん♪ そぉれぇ~そぉこに! 魔王のむぅすぅめぇがぁ~♪ 坊やぁ、坊やぁ、あぁそれは~ほにゃらららぁ~」
よく覚えてないなら歌うな。マオは思った。
最初のコメントを投稿しよう!