水鏡
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深淵の黒い泉に映るのは 暗い色を瞳に宿す私の姿 私のようで 私でない 私を見つめるその瞳 責めているのか 憎んでいるのか 憐れんでいるのか 見たくもない 知りたくもない 醜く暗い心の底など 水面を叩いて 総てを消して 私はそこから逃げ出した 本当の自分を知らぬまま 元に戻った澄んだ水には ただ銀色の月が映るだけ
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