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「それじゃ僕達は休みたいのでお部屋をお借りしてもいいですか?」
僕達の魔力と属性を見ていまだに固まってる王様に僕はなるべく礼儀をかかないように言った
「あ、あぁ。おい!」
「畏まりました。それでは勇者様方こちらです」
僕達の魔力と属性を見ても表情1つ変えていなかった執事さんが僕達の先頭を歩き道案内をしてくれる
この執事さん
ただ単に驚いてないのか裏があるのかわからないけど何だか怪しい感じがする
まだ何も起きなければいいけど…
暫く歩くと客間と書かれた部屋の前についた
執事さんは軽く会釈するとその場を去る
僕は向かえの部屋の前にいる麗ちゃんに後でお邪魔していいか聞いた
「どうせこの世界のことについてですよね?」
どうやら麗ちゃんには見透かされているらしい
僕は頭を掻きながらできるだけ申し訳なさそうに頷いた
「わかりました。部屋確かめたいので少ししたら来てください」
軽く溜め息を吐いたあと麗ちゃんはそれだけ言って部屋の中へと入っていった
僕も部屋を確かめようと部屋の中へと足を運ぶ
さぁ、始まる
―――僕達の物語が。
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