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闇帝やその弟さんのことも気になるけど今の僕には何も出来ない
だから僕は今出来ることを精一杯やる
「あれ?カエルラどうしたの?」
お風呂場から出たら何故かカエルラが我が物顔で僕のベッドに座っていた
いつも明るく見える金髪が日差しのおかげでより一層輝いていて綺麗なブルーの瞳が名一杯開かれて顔を朱色に染めて口を開いたり閉じたりを繰り返している
と、カエルラの表情で気が付いたけど僕今腰にタオル一枚巻いているだけの状態だった
「あ、あぁ、ごめんね!すぐに着替えてくるから!」
そう言って僕は逃げるように浴室へと戻った
地球にいた頃の癖で風呂上がりには常にあの格好だったから気が付かなかった
「ご、ごめんねはしたない格好見せちゃって」
着替え終わった僕はカエルラに軽く頭を下げながら向かいの椅子に座った
「い、いえ!そんな、私が、勝手に入ったのが悪かったので!」
カエルラは顔を真っ赤にしたままブンブンと首と手を振って言った
僕も今相当真っ赤だと思う
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