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一：「…………そんなに酷い顔してるのか？………」
幸：「………泣きそうな顔をしていまする………」
一：「……そっか………」
一護はうつ向いて、左手を見つめた………。
―大切な仲間に付けられた傷を―
幸：「一護殿…………某は、一護殿を信じます！！一護殿の目を見れば、分かります…………一護殿が嘘を言っていないことを………」
幸村は一護の両手を優しく握り、ゆっくりとはっきりした口調で言う。
一：「幸村…………ありがとう…………」
一護は、心の底から感謝の気持ちを述べた。
―あなたの何気無い言葉で、どれだけ救われたか…………―
あれから幸村は、もう時間も時間なので、一護に寝るようにうながし、一護が寝付くまで側に寄り添っていた。
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