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カチャッ…ガチャン!
靴を脱ぎながら見上げると、A華はこちらを振り向いたままで待っている。
A華は、ピンクの肩のところが紐になっているワンピースを着ている。
今は、キャミソールワンピとか言うらしい…。
ちなみに裾は短めだ。
チラッと、白いのが見えた…♪
…!!?
ピクンッとA華が震えた……が、ちょっと顔を紅くしただけで何も言わない。
おっ…お邪魔します?
声が、ちょっと上擦ってしまった…。
夜まで誰も居ないから…良いわ?
挨拶はしなくても良かったらしい…。
しかし何か変だ…いつもなら、絶対見たわねぇ~とか恐い顔で言うはずだが?
遠目に見てると、A華は凄く可愛い子だが…俺とは、一触即発的だった。
ちょっと混乱したまま階段を昇ると、A華の部屋らしいところに通された。
女の子の部屋だ…そう認識するほど可愛い物が多い。
意外だった…俺は、A華の上辺しか知らなかった様だ。
…座って?
A華はそう言ってベッドを指差す。
どうやら、椅子には座らせて貰えない運命らしい…。
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