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「おい、親方。あれが上杉謙信か?」
「興味あるか幸村?我がライバルだハッハッハッ!」
(親方の ライバル………。)
「隣に居るのは?」
「奴は前田慶次。上杉の側近だ」
話しているのは、上杉軍との川中島の戦いを控える武田軍である
すると慶次が幸村に語りかけてきた
「あんた、強いの?」
「誰に向かって言ってんだ?」
「ごめんごめん!雑兵かと思って!」
「コンノヤロー!」
一人突っ走る幸村
「おいバカ!止まれ!」
呼びかける信玄の声も無視をする
「謙信!ちょっと行ってくる」
「ま、待ちなさい!」
謙信も呼びかけるが、届かず
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