【食欲をコントロールするホルモン】

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〔その他、食欲コントロールホルモン〕 食欲を抑えるホルモンとしては、レプチン、セロトニンだけではなく、食後血糖値を下げるために分泌されるインシュリンも同様の食欲抑制作用を持っている。 インシュリンは血中の糖分をエネルギーとして消費・代謝させる反面、余った分を体脂肪として蓄積させる作用も持っている 出すぎると肥満を招く方に働き、過剰な状態が続くと今度はインシュリンを受ける作用がうまく働かなり、糖尿病につながる危険もある。 食欲調整と脂肪蓄積・エネルギー消費の作用はとても複雑に絡み合っている。 食欲調整作用として男性は糖代謝を司るインシュリンの影響を受けやすく、女性は脂肪組織から出るレプチンの作用を受けやすいという性差が見られる セロトニン合成能は男性の方が高い こうした男女の違いを男女の身体特徴や嗜好の傾向の違いと合わせて考えてみると、様々な意味を持っている
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