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―僕のしている優しさは返って....傷つけてしまう。 「暗い顔」 目の前にはゆうりがいた。 「なんで...ここに....」 ゆうりは少しだけ笑った。 「何でって...ここ僕の部屋だけど」 「え.....?」 「涼介から入ってきたんじゃん。何も言わずに」 「....そっか....」 僕はドアにもたれ掛るように座った。 「何かあった?」 ゆうりは僕の頬にそっと触れてきた。 「僕の予想だけど、ゆうと絡みでしょ?」 はっと息を上げると、「やっぱり」と言われた。 「分かりやすいな。本当に...」
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