3.閉ざす思い

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―僕のしている優しさは返って....傷つけてしまう。                              「暗い顔」 目の前にはゆうりがいた。                                        「なんで...ここに....」                                              ゆうりは少しだけ笑った。                                              「何でって...ここ僕の部屋だけど」                                             「え.....?」                                            「涼介から入ってきたんじゃん。何も言わずに」                                        「....そっか....」                                               僕はドアにもたれ掛るように座った。                                            「何かあった?」                                                  ゆうりは僕の頬にそっと触れてきた。                                    「僕の予想だけど、ゆうと絡みでしょ?」                                        はっと息を上げると、「やっぱり」と言われた。                                      「分かりやすいな。本当に...」
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