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なん…だと…
俺はダンジョンのメニューを見ていた
そこに書かれていた事は
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名前:貧民の食事(1ヶ月)
消費DP:500(通常50)
説明(魔王からのコメント):これ食って飢えをしのぎな
俺?シェフに最高級料理作らせてますから(笑)
精々貧乏ライフを楽しむんだな!
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「…何でだよ!?」
通常50って何!?俺だけ500も払わなきゃいけないの!?魔王どんなところで権力使ってんだよ!!
…ん?
ここで俺はある事に気付いた
「今日、侵入者来なかったら俺死んでたんじゃね?」
自分の知らない所で九死に一生を得ていたことに…
仕方ないので貧乏の食事を選んだ
出て来たのは黒く焦げたパンと、味がしないスープだった…
「…!硬ぇ!噛み切れないぞこのパン!…このスープも飲んだ気がしないな…」
しかし…こう叫んだのも久しぶりな気がする…まぁ…そこには感謝だな…
パンをスープに浸しながら俺はこれからの目標を心に刻んだ
魔王は絶対ぶん殴る、そして料理が出来る人を探す!絶対!
キャラが定まらないダンジョンマスターであった
~2-1~完
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