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レオン「ただいま戻りました…」
誰へともなく言葉が紡ぎ出た。
ヴェル「お帰りなさいませ、魔王様」
クロウ「お帰りなさい♪レオン様」
レア「お帰りなさいませ♪レオン様♪」
ルナ「…」
ギル「なんだ帰って来たのかよ」
私はまさか返事が返ってくるとは思ってもいなかったので、伏せていた目を開けやや吃驚した表情を一瞬見せ、
レオン「?!皆何故集まっているのですか?」
ヴェル「魔王様のお帰りをお待ちしていました~♪」
まるで居酒屋の喜んで~的なノリで話かけてくる側近。その側近は四天王を見て、
ヴェル「(フッ)ほら見ろ。私の勝ちだ」
ギル「くそっ!負けた。あ~あ」
クロウ「お、俺は信じていましたよ…」
言い訳がましく言い張るクロウ。
賭けのネタにされたことに憮然としながらもそこはグッと堪えて先程から考えていた事をその場にいた者たちに伝えた。
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