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この世はゲームみたいなもんだ。
ゲームには自ずとルールがあって
ゲームには勝敗もある。
この世の中をゲームと考える俺が指すルールは
法律とか規則とかで
勿論、俺は勝ち組にはいるつもりでしか生きてない。
「透真、おはよー。」
「おっす、」
廊下ですれ違う女子に挨拶を返す。
蓮城 透真。
只今高校二年生。
絶賛高校生活を満喫中。
って言っても
特別何をしてるとかはない。
遊ぼうって言われたらたまに遊んで
部活はダルいからパス
少なからず、人の真ん中あたりに立っておけば正解。
当たり障りなく毎日を過ごすのが
俺なりの掟。
面倒事は無いに限るし
出来るだけ平和に暮らしたい。
それでもたまにスリルを求めたくなるけど。
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